よくあるご質問

製品について

牛乳に関する質問

牛乳パックに記載してある「種類別」って、何のこと?

牛乳の殺菌方法は、それぞれ違うの?

賞味期限は、どのように決められているの?

「常温保存可能品」と書かれた牛乳は、なぜ賞味期間が長いのですか?保存料を使っているのですか?

ESL製法とはどういうものですか?

HACCPとは何のことですか?

牛乳の変質を見分ける方法はありますか?

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのは、なぜ?

牛乳や乳製品を摂るなら、1日のうちで何時が良いですか?

牛乳を電子レンジで温めても、栄養成分的には変わらないですか?

紙パックの牛乳を冷蔵庫で保管していたら、同じ棚に置いていたレモンの香りがつきました。どうしてですか?

豆乳に関する質問

「みどり豆乳 成分無調整」と、お豆腐屋さんで購入する豆乳は、どう違うのですか?

豆乳は開封したら、何日持ちますか?

豆乳がヨーグルト状にドロドロしてきたり、お豆腐のように固まってきたのですが、まだ飲めますか?

豆乳を開封してコップに注ぐ時、勢いよく中味がとび出すことがあるのですが、どうにかならないですか?

豆乳に使用している大豆の原産国はどこですか?

「みどり豆乳 成分無調整」で、お豆腐は作れますか? また、作り方を教えて下さい。

豆乳を電子レンジで温めても、栄養成分的には変わらないですか?

豆乳の紙パックは、リサイクルできますか?

豆乳は、なぜ賞味期間が長いのですか? 保存料などが入っているのですか?

一般的な豆乳の分類について教えてください。

ヨーグルトに関する質問

プレーンヨーグルトを開封したら、ヨーグルトの上に少し黄色がかった透明な上澄み液があるのですが、このまま食べて大丈夫ですか?

「N-1乳酸菌」と書いていますが、これって何ですか?

「プロバイオティクス」と書いていますが、これって何ですか?

ヨーグルトの乳酸菌は胃の中で胃酸に負けて効果がなくなると聞きますが、本当ですか?

「くじゅうファームヨーグルト4個パック」を食べようとしたら、糸を引くような粘りがあります。傷んでいるのではないでしょうか?

その他の製品に関する質問

りんご酢に使われている酢について教えてください。

ミネラルウォーターの原水の種類を教えてください。

ミネラルウォーターを買う時に良く聞く、「硬度」とは何ですか?

「みどり とろけるプリン3個パック」を購入したところ、コゲ茶色の液体がカップ全体に溢れていました。品質に問題はないのですか?

酪農について

牛乳は、どこの牛の生乳を使って作っていますか?

乳牛には、どのような飼料を与えていますか?

製品について

牛乳に関する質問

牛乳パックに記載してある「種類別」って、何のこと?
一般に「牛乳」と呼ばれているものは、正式には「飲用乳」といい、【牛乳】【成分調整牛乳】【低脂肪牛乳】【無脂肪牛乳】【加工乳】【乳飲料】の種類別に分けられています。
使用している原材料や濃縮、低脂肪などの製造工程によって、色々な種類に分けられています。
種類別 内容説明
牛乳のみ使用
成分無調整牛乳(牛乳) 乳牛から搾った乳(生乳)を加熱殺菌しただけのもので、「水や他の原材料を混ぜてはならない」と乳等省令(食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」)にて規定されています。乳脂肪分3%以上、無脂乳固形分8%以上の成分を含むものです。生乳を、搾乳したままの成分内容で100%使用しています。当社の代表商品は「みどり牛乳」です。
成分調整牛乳 生乳から乳脂肪分の一部を除去するか、水分の一部を除去し成分を濃くするなどの調整を行ったものです。当社の代表商品は「ローファット2.0低脂肪乳」です。
低脂肪牛乳 成分調整牛乳のひとつで、生乳から脂肪分のみを除去し、脂肪分を0.5~1.5%にしたものです。
無脂肪牛乳 成分調整牛乳のひとつで、生乳から脂肪分を除去し、脂肪分を0.5%未満に調整したものです。
牛乳+乳製品
加工乳 生乳または脱脂粉乳やバターなどの乳製品を原料に、乳成分を増やしたものや、乳脂肪分を減らしたものなどがあります。当社では加工乳の製造販売は行なっておりません。
牛乳+乳製品+ 乳製品以外(ミネラル、ビタミン、果汁など)のもの
乳飲料 生乳や乳製品を主原料に、乳製品以外の原材料を加えたものです。カルシウムやビタミンを強化したものや、クリームチーズなどで乳脂肪分を高めたもの、コーヒーや果汁などを加えたものなどがあります。当社の代表商品は、乳脂肪分が高い濃厚タイプでは「デカ」、低脂肪タイプでは「みどり低脂肪」、コーヒー系では「ラクトコーヒー」です。
牛乳の殺菌方法は、それぞれ違うの?
牛乳の場合、殺菌温度と殺菌時間を牛乳の容器に表示するよう義務づけられています。
牛乳の殺菌温度や時間には、生乳の鮮度を極力失わないよう、また、安心して飲用いただけるよう、乳等省令に基づいた殺菌処理が行われています。
殺菌方法 内容説明
超高温殺菌 120~130℃で生乳を2~3秒殺菌する方法です。10℃以下要冷蔵で保管するタイプの牛乳はほとんどがこの殺菌方法を採用しています。金属の板を何重にも貼りあわせたプレート型の殺菌機で、急速な加熱・冷却を行なうため、牛乳の大量生産が可能です。
低温殺菌 62~65℃で生乳を30分殺菌する方法です。生乳のタンパク質が焦げない程度の温度で長時間かけて殺菌することから、搾りたて風味が味わえると言われています。しかし、大量生産に不向きであることから、この方法を採用している企業はあまり多くありません。
超高温滅菌 135~150℃で生乳を1~4秒滅菌する方法です。生乳中の微生物を高温で完全に死滅させることからLL(ロングライフ)牛乳の製造に用いられます。微生物による品質劣化がないことから、LL牛乳は常温で60日間以上の保存が可能となります。

この他にも殺菌方法はいくつかあります。これらのどの殺菌法でも生乳に含まれている栄養素はほとんど変わらないと考えられています。
タンパク質・カルシウムなどの一部栄養素では、加熱による物性的変化がありますが、消化吸収にはほとんど影響がないと言われています。

賞味期限は、どのように決められているの?
牛乳類の保存方法は、「10℃以下で保存してください(常温保存可能品は「直射日光を避け常温で保存」)」と容器の一括表示欄に記載しており、期限の日付は、この保存方法を守り未開封の場合に限ります。
食品の品質が十分に保たれる期限であり、品質とおいしさの目安ですので、その日を1日過ぎたら飲めなくなる基準ではありません。ただし開封後は表示してある賞味期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。
こうした賞味期限表示の制度は、平成6年12月の食品衛生法の改正により定められました。賞味期限表示の設定は、製造や加工を行う業者が、微生物試験、理化学試験、官能検査などを行ない、独自に責任をもって取決めています。
「常温保存可能品」と書かれた牛乳は、なぜ賞味期間が長いのですか?保存料を使っているのですか?
ロングライフ牛乳ともよばれる「常温保存可能品」は、要冷蔵で保存する牛乳と栄養には差はなく、保存料などの添加物は、一切使用しておりません。
ロングライフ牛乳は、なぜ賞味期間が長いのかと言いますと、1つ目は、殺菌温度が高いことです。要冷蔵の牛乳は、120~130℃で1~3秒間殺菌しますが、ロングライフ牛乳は130~150℃の超高温で1~3秒間の完全滅菌を行ないます。
2つ目は、包装容器が違うことです。ロングライフ牛乳に用いる容器は、ロール紙にアルミ箔を貼り合わせ、光と空気を遮断できるようにしています。
3つ目は、無菌状態で容器に充填することです。充填機内部に洗浄されたエアーを送り込むことで、完全無菌状態での容器充填を可能にしています。
これら3つの工程を経ることで無菌状態の品質が保たれ、60日間以上の品質安定期間が得られています。
ただし、ひとたび開封しますと、無菌状態が保たれなくなりますので、要冷蔵で保管し、賞味期限にかかわらず、なるべくお早めにお召し上がりください。
ESL製法とはどういうものですか?
ESLは、「Extended  Self  Life」の略、“延長寿命商品”という意味で、カナダで開発された牛乳の製造方法です。
原料乳から殺菌を経て充填されるまでの全工程で、殺菌汚染の原因を減らすことで賞味期限(品質保持期限)・消費期限の延長を可能にする製法です。
従来の製法では「牛乳」の賞味期限は通常8日間程度でしたが、ESL製法を採用することにより賞味期限は2週間くらいになります。
現在、多くの乳業メーカーがこのESL製法を採用しています。
ただし、開封後は空気中の微生物に触れることから、表示されている賞味期限に関わらず、お早めにお飲みください。
HACCPとは何のことですか?
食品製造における、総合衛生管理という厚生労働省の承認制度のことで、原料から製造・加工にいたるすべての工程で起こりやすい危害を事前に予測し、そのプロセスを重点的に管理するシステムのことです。
このシステムの承認を受けることで、食品の安全性がより一層高められると言われています。
当社の牛乳類の製造工程にも、このシステムを取り入れています。
牛乳の変質を見分ける方法はありますか?
以下にあげる4つの方法を、すべて確認してください。
  • ・分離したり、ぶつぶつができていないか目で確認する
  • ・普段と違う匂いがしないかを確認する
  • ・酸味や苦味がないか確認する (この時、口に含ませるだけで飲み込まないようにしてください)
  • ・鍋で沸騰させ、固まったり、分離したりしないかを確認する(沸騰させたときにできる表面の膜は、タンパク質が固まったものなので、問題ありません。)
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロするのは、なぜ?
牛乳の中には「乳糖(ラクトース)」という糖質が含まれています。
この乳糖を分解する酵素を“乳糖分解酵素”と言いますが、この乳糖分解酵素の量が少ない人が、乳糖を分解できず、乳糖が腸内を刺激することによりお腹が張ったり、腹痛や下痢になったりします。
この症状は、生まれつきの人もいれば、腸炎などの病気になった人が一時的に腸内の粘膜がただれて、乳糖分解酵素が出なくなり、症状が出る場合もあります。
基本的に、牛乳を摂取しなければ問題ないですが、栄養分の豊富な乳製品はできれば食事に取り入れたいものです。
乳糖を分解している乳飲料やはっ酵で乳糖が分解されるヨーグルトなどを摂取するか、温めた牛乳を少量ずつ飲み、乳糖分解酵素を日々少しずつ増やしていくと、症状が改善することもあります。
牛乳や乳製品を摂るなら、1日のうちで何時が良いですか?
通常、夜の間に骨のカルシウムがごくわずか血液中に溶け出してしまいます。これを予防するためには、夕食後に牛乳を飲むとよいということが医学的に証明されています。
「寝る子は育つ」と言うように、睡眠中は成長ホルモンが多く分泌されます。
夕食後に牛乳を飲むと、牛乳に含まれるタンパク質やカルシウムが筋肉や骨を作るのに役立つのではないでしょうか。
牛乳を電子レンジで温めても、栄養成分的には変わらないですか?
熱に弱いビタミン類が元々牛乳には少ないため、電子レンジで加熱しても栄養成分にはほとんど変化がありません。
ただし、品質には問題はありませんが、加熱しすぎると牛乳中のタンパク質が凝固し、表面に薄い膜を張ることがあります。
また、電子レンジで温める時や鍋で湯煎するときは、紙パックのまま温めますと、パックが破損する恐れがありますので、必ず別の容器に移して温めるようにしてください。
紙パックの牛乳を冷蔵庫で保管していたら、同じ棚に置いていたレモンの香りがつきました。どうしてですか?
牛乳に含まれる乳脂肪は、臭いをとても吸着しやすい性質があり、刺激臭は特に吸着してしまう性質があります。
また紙パックは臭いを透過する傾向があり、レモンの強い香りが紙パックを通り越して牛乳中の乳脂肪に付着したことが、お問合せの原因です。
レモンなどの香りの強い果実や、キムチなどの匂いが強いお漬物は冷蔵庫によくある食材ですので、牛乳やバター、チーズの保管時には距離を置くか、それら食材を臭いが漏れないようにラップで包むなどの対応が必要です。

豆乳に関する質問

「みどり豆乳 成分無調整」と、お豆腐屋さんで購入する豆乳は、どう違うのですか?
主な違いのひとつは、製法です。
お豆腐屋さんの豆乳の作り方は、大豆を水に1日浸漬し、水分を含んで柔らかくなった大豆をすり潰して搾取し、豆乳を作ります。
一方、「みどり豆乳 成分無調整」は、大豆を水に浸漬せず、硬い大豆をそのまま高温水と一緒にすり潰して搾取する「高温磨砕製法」を用いています。
この為、一般的な豆乳に比べ、大豆特有の青臭さが少なく、すっきりと飲みやすく仕上がっています。
また、豆乳の風味と飲用感に影響を与える「大豆固形分」についても違いがあります。
お豆腐屋さんは、豆乳を豆腐を作る原材料とするために大豆固形分を10%以上にしていますが、「みどり豆乳 成分無調整」は飲用することを主に考え、一番飲みやすいとされる大豆固形分8~9%に設定しています。
豆乳は開封したら、何日持ちますか?
各ご家庭での保存条件にもよりますが、10℃以下で保存し、2~3日を目安にお飲みいただくようにお願いしております。
大豆は「大地のお肉」と称されるように、非常にタンパク質が豊富な食材です。
そのため、生肉や生魚、お豆腐と同じように扱っていただくようにお願いしております。
豆乳がヨーグルト状にドロドロしてきたり、お豆腐のように固まってきたのですが、まだ飲めますか?
ヨーグルト状にドロドロになってきたり、お豆腐のように固まってきたりしたときは、豆乳が空気中の微生物の影響で腐敗を起こしている状態です。
お腹を痛めたりする原因になりますので、お召し上がりにならないようお願い致します。
また、見た目はサラッとしていても、口に含むと苦味、酸味がある場合も品質劣化が考えられますので、お召し上がりにならないようお願い致します。
豆乳を開封してコップに注ぐ時、勢いよく中味がとび出すことがあるのですが、どうにかならないですか?
弊社では、お客様のお声を受け、豆乳のキャップをワンステップで開封でき、軽い力で開けることができるキャップに変更しました。力の弱い高齢者の方や女性の方、お子様にも開けやすいことが大きな特長です。
開封直後は注ぎ口から空気が入るため圧力が下がり、中味が勢いよく飛び出すことがあります。
中身が飛び出ないようにするには、下図のように、注ぎ口の位置を下ではなく、上側にすることにより、空気が入りやすくなるため、豆乳がスムーズに注げるようになり、豆乳の跳ね返りを抑えることもできますのでお試しください。
両手でパックを支えるとより安定します。
注ぐ際には、グラスを注ぎ口に近づけて、容器をゆっくり傾けて注いでください。
ゆっくり傾けることで、勢いよく中味が飛び出ることを防げます。
豆乳に使用している大豆の原産国はどこですか?
「有機豆乳 ORGANIC SOY MILK 成分無調整」はアメリカ産です。
それ以外の豆乳製品はカナダ産またはアメリカ産です。
「みどり豆乳 成分無調整」で、お豆腐は作れますか? また、作り方を教えて下さい。
おぼろ豆腐のように少し柔らかめのお豆腐は作ることができます。
しかし、一般に販売されているような硬い豆腐は、「みどり豆乳 成分無調整」では作れません。なぜなら、「みどり豆乳 成分無調整」は飲みやすさを追求しているため、大豆固形分を8~9%にしているからです。
そのため、おぼろ豆腐のように少し柔らか目のお豆腐になります。
簡単な作り方は、「みどり豆乳 成分無調整」200mlに、にがり10~15mlを入れてよく混ぜ、ラップをして電子レンジ(500W~600W)に、2~3分かければできあがりです。
ただし、にがりの量、電子レンジの時間、容器形状等の条件に寄って、うまく出来ない場合もありますし、硬さも条件を変える事によって変わってきます。
お好みの硬さを目指して、何度か挑戦してみてはいかがでしょうか。
豆乳を電子レンジで温めても、栄養成分的には変わらないですか?
温めても、ほとんど成分的には変化しません。
寒い時は、電子レンジで1分~2分温めてホット豆乳にしたり、ココアパウダーや、インスタントコーヒーを加えても美味しくお召し上がりいただけます。
豆乳の紙パックは、リサイクルできますか?
普通の牛乳紙パックと違い、品質の関係上、紙パックの内側がアルミ箔等で加工されています。
この点を踏まえた上で、それぞれの自治体の区分に従って、処理してくださるようお願いいたします。
なぜ賞味期間が長いのですか? 保存料などが入っているのですか?
弊社の豆乳は、ロングライフ製法とよばれる特別な殺菌方法と充填方法を採用することで賞味期間の延長を可能にしており、保存料などの添加物は一切使用しておりません。
ロングライフ製法では、殺菌温度を150℃の超高温で5秒間の殺菌を設定し、完全滅菌を行ないます。
また、包装容器には、光と空気を遮断できるようロール紙にアルミ箔を幾重にも貼り合わせたものを採用しており、充填機内部に洗浄されたエアーを送り込むことで、完全無菌状態での容器充填を可能にしています。
これらにより弊社の豆乳は、無菌状態での品質が保たれ、60日間以上の品質安定期間が得られています。
ただし、ひとたび開封しますと、無菌状態が保たれなくなることから、要冷蔵で保管し、賞味期限にかかわらず、なるべくお早めにお召し上がりください。
一般的な豆乳の分類について教えてください。
区分(品名) 規格 当社製品
豆乳(無調整豆乳) 大豆固形分8%以上。 みどり豆乳成分無調整 1000ml
みどり豆乳成分無調整 200ml
有機豆乳成分無調整 1000ml
他に一切何も加えていない豆乳。
調製豆乳 大豆固形分6%以上。 みどり調製豆乳 1000ml
みどり調製豆乳 200ml
みどり調製豆乳 125ml
砂糖や油などで、飲みやすく調製している。
豆乳飲料(果汁入り) 大豆固形分2%以上。
豆乳に果汁などを加えた飲料。
豆乳飲料(その他) 大豆固形分4%以上。 みどり 麦芽コーヒー 豆乳飲料 1000ml
みどり豆乳飲料麦芽ココア 125ml
果汁以外のココアやコーヒーなどを豆乳に加えた飲料。

ヨーグルトに関する質問

プレーンヨーグルトを開封したら、ヨーグルトの上に少し黄色がかった透明な上澄み液があるのですが、このまま食べて大丈夫ですか?
ヨーグルトの表面に時折見られる液体は、乳清(ホエー)と呼ばれる乳成分の一部です。
安心してお召し上がりください。
「N-1乳酸菌」と書いていますが、これって何ですか?
「N-1乳酸菌」とは、細野明義(前 信州大学名誉教授)と社団法人全国農協乳業協会が共同で研究し、見出したプロバイオティクス乳酸菌です。
N(農協)が、一番最初(№1)に見つけた強い乳酸菌を略して「N-1乳酸菌」と名付けています。
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「プロバイオティクス」と書いていますが、これって何ですか?
プロバイオティクスとは、体内の善玉菌を増やして腸内環境のバランスを改善し、病気になりにくい体を作る予防医学のことを言います。
よく病院で処方される抗生物質(アンチバイオティクス)は、病原菌を退治するばかりでなく、健康に有用な善玉菌も退治してしまいます。
この抗生物質(アンチバイオティクス)と対比されるのがプロバイオティクスです。
人間に有益な作用をもたらす生きた微生物(乳酸菌やビフィズス菌など)を健康づくりに役立てようという考え方です。
ヨーグルトの乳酸菌は胃の中で胃酸に負けて効果がなくなると聞きますが、本当ですか?
一般的なヨーグルト乳酸菌は、胃酸や胆汁酸で腸に到達する前に死滅します。
しかし、ヨーグルトの乳酸菌が死滅しても、乳酸発酵生成物や菌体成分などにより、結果的には健康には効果があることが研究で証明されています。
ヨーグルトや牛乳成分は、腸内善玉菌の代表格であるビフィズス菌などの腸内細菌に利用されることによる腸内細菌のバランスへの影響も大きいとも言われています。
また、最近では、当社が使用する「N-1乳酸菌」のように、生きたまま腸に到達し効果を発揮する菌を使用したヨーグルトも増えています。
「くじゅうファームヨーグルト4個パック」を食べようとしたら、糸を引くような粘りがあります。傷んでいるのではないでしょうか?
乳酸菌の種類によって、トロ~リと糸を引くような食感を出しています。
品質には何ら異常はありませんので、安心してお召し上がりください。

その他の製品に関する質問

りんご酢に使われている酢について教えてください。
弊社のりんご酢や黒酢に原材料として用いている酢は、食酢の中の醸造酢になります。
醸造酢の中のさらに分類で穀物酢と果実酢(りんご酢)があり、商品によっては、併用しております。食酢についての説明画像
ミネラルウォーターの原水の種類を教えてください。
ミネラルウォーターの原料となる原水は、主に以下の7種類です。
市販されているミネラルウォーターの多くは3、4、5、7に属しています。
  1. 浅井戸水

    浅井戸からポンプ等により取水した地下水

  2. 深井戸水

    深井戸からポンプ等により取水した地下水

  3. 湧水

    不圧(自由面)地下水、被圧地下水の区分によることなく、自噴している地下水

  4. 鉱泉水

    自噴する地下水のうち、水温が25℃未満の地下水であり、かつ、溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水

  5. 温泉水

    自噴する地下水のうち、水温が25℃以上の地下水、または、温泉法第2条に規定される溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水のうち飲用に適するもの

  6. 伏流水

    上下を不透水層に挟まれた透水層が河川と交わるとき透水層内に生じる流水

  7. 鉱水

    ポンプ等により取水した地下水のうち、溶存鉱物質等により特徴付けられる地下水

ミネラルウォーターを買う時に良く聞く、「硬度」とは何ですか?
硬度とは、水の中に含まれるミネラル類のうち、カルシウムとマグネシウムの合計含有量の指標です。
カルシウムとマグネシウムの含有量が比較的多いものが“硬水”、少ないものが“軟水”と呼ばれています。
ミネラルウォーターの硬度は、以下の式によって表されます。
【硬度 = (カルシウムの量×2.5) + (マグネシウムの量×4.1)】
※カルシウムとマグネシウムの量は、1リットル中に含まれるmg数の値です。

WHO(World Health Organization:世界保健機構)の飲料水水質ガイドライン
硬度の分類 硬度の値
軟水 硬度 0~ 60mg/L未満
中程度の軟水 硬度 60~120mg/L未満
硬水 硬度 120~180mg/L未満
非常な硬水 硬度 180mg/L以上

一般的に軟水、硬水と呼ばれ、軟水は口当たりが軽く、硬水はマグネシウムが多いほどしっかりした飲みごたえを感じるようです。
日本の水は、だいたい60mg/L前後の軟水が多く、これに慣れている日本人は、硬度の高い水を飲むと下痢をしやすいと言われています。

「みどり とろけるプリン3個パック」を購入したところ、コゲ茶色の液体がカップ全体に溢れていました。品質に問題はないのですか?
プリン3個パックの容器を傾けて置いていたりすると、底部に敷いている「黒いカラメルソース」がカップ内壁をつたって、上部に流れることがあります。
ご指摘の通り、見た目は良くはありませんが、品質には何ら問題はありませんので、安心してお召し上がりください。

酪農について

牛乳は、どこの牛の生乳を使って作っていますか?
当社では、基本的に大分県で飼育されている乳牛から搾乳する生乳を使用しています。
ただし、大分県の生乳算出量が不足している場合は、生乳の一部を福岡県、又は熊本県より仕入れることがあります。
東日本大震災による被災地乳牛の受入れについて、大分県での被災地乳牛の受入れ実績はありません。(2011年10月時点)
乳牛には、どのような飼料を与えていますか?
牛は本来草食動物ですが、草だけでは十分な能力を発揮できないので、粗飼料と濃厚飼料をバランス良く与えています。
粗飼料とは、青草、乾草、サイレージ(草やトウモロコシなどをサイロに詰め、乳酸発酵させたもの)など繊維質を多く含んだエサのことです。
牛は第一胃での微生物による特別な消化の仕組みで、繊維を消化し栄養を得ることができるので、粗飼料がビタミンやミネラルの供給源や、牛乳の脂肪率を高めると言われています。
濃厚飼料とは、外国産のトウモロコシや大麦などの穀類、油粕、米、ぬか、ふすまなど乳牛が好んで食べるエサのことです。
タンパク質、炭水化物、脂肪など、乳牛の泌乳能力を発揮させる豊富な栄養分を含んでおり、牛乳の無脂乳固形分を高めると言われています。
普通、濃厚飼料は数種混合し、栄養バランスのよい「配合飼料」として与え、形も粉末、加熱した同形のペレット、フレーク状と様々です。
酪農家は、このように多くの種類の飼料を乳牛の年齢、体重、泌乳量、妊娠、健康状態にあわせ工夫をして乳牛に与えています。